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ニュース RoboRAVE KOBEに情報科学部で製作したロボットを出展しました

トピックス
 10月8日、神戸市で小中学生向けのロボット競技会「RoboRAVE(ロボレーブ) KOBE」が開催されました。RoboRAVEとは、「Robots Are Very Educational」の頭文字をとったもので、ロボットを通じて科学やものづくりへの関心を高める、米国発の教育プログラムです。
 神戸市での開催は今回が初めてとなり、a-MAZE-ing Challenge(アメイジングチャレンジ)、SumoBot Challenge(スモウボットチャレンジ)、 Showcasing(ショーケイシング)、の3つの競技が開催されました
 
 これらの競技に加えて、大会に参加した小中学生に対し今後のロボット製作の参考にしてもらえるよう大学等で開発したロボットをデモ展示するコーナが設けられ、情報メディア学科宮脇健三郎准教授が製作したロボットを出展しました。今回出展したのはレーザ距離センサを備え、ロボットがおかれた環境の地図作成や、その地図に基づいた自律移動が可能な小型ロボットです。このロボットは世界中でロボットの研究開発に利用されているROS(Robot Operating System:ロボット制御用のライブラリやツールのセット)で制御可能なものとなっています。
 参加した小中学生は出展されたロボットに強い興味を示し、デモ体験待ちの列ができるほどでした。レーザ距離センサの役目やロボットの構造について質問するなど、ロボットやその周辺技術に対し強い関心を持っていることが伺えました。さらには、ロボットが搭載しているカメラ画像を遠隔地のPCで閲覧しつつ操縦するなど、ごく短時間でロボットの扱いに習熟していました。
 RoboRAVEは日本や世界のさまざまな地域で開催されています。今後も「RoboRAVE」のような若年層向けの科学技術イベントにさまざまなロボットの出展を計画しています。