大阪工業大学

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ニュース ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ2023」(略称:ソイチャレ2023)のチャレンジコンテストを開催しました

トピックス
 1月10日、本学と北大阪商工会議所との共催で「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ2023」(略称:ソイチャレ2023)のチャレンジコンテストをオンラインで開催しました。ステークホルダーの抱える課題をアイデアソン・ハッカソン形式で、大学・企業・行政が力を合わせて解決することを目的としています。
 
 最初の基調講演では本学客員教授(元Google Japan代表取締役社長)の村上憲郎先生に「社会的課題解決に期待すること」と題して、社会課題解決に必要な視点について複数の観点からご講演いただきました。
 
 当日のチャレンジコンテストには本学学生含め123人が参加。昨年8月23日に実施したアイデアコンテストは50チームが参加し、その中から再度エントリーした33チームから、外部審査委員による予備審査でノミネートされた15チームが発表しました。発表後、貢献度、独創性、完成度、波及効果、計画の5項目で評価され、ステークホルダー賞、協賛企業賞、優秀賞、最優秀賞が決定しました。
 
 最優秀賞に選ばれたのは、チームNo.25の「革新的な次世代技術によるパーソナライズド広告の瞬時展開システム」。これはデジタルサイネージを利用する企業が増加傾向であるが、顧客に最適な情報を提供できていない課題があることを背景に、AIを活用した映像処理技術を用いて広告の最適化(パーソナライズド広告)を行うシステムで、顧客に最適な情報を提供するとともに、企業も売り上げアップや、顧客情報を収集することが可能になります。年齢・性別・天気・時間などの項目で、設置したカメラで取得した情報から事前に設定した最適な広告を映し出す仕組みです。学園祭で実証実験も実施し、一定の効果を確認しました。
 
【最優秀賞】
チームNo.25「革新的な次世代技術によるパーソナライズド広告の瞬時展開システム」
【優秀賞】
チームNo.12「BLT(Better Local Transportation)システム」
チームNo.13「コンジョイント分析を用いた枚方市駅周辺における駐車場の選好構造と需要予測」
チームNo.17「電子スタンプを用いた電子共通駐車券システム」
【協賛企業賞】
<北大阪商工会議所>
チームNo.13「コンジョイント分析を用いた枚方市駅周辺における駐車場の選好構造と需要予測」
<ソフトバンク>
チームNo.12「BLT(Better Local Transportation)システム」
<枚方信用金庫>
チームNo.25「革新的な次世代技術によるパーソナライズド広告の瞬時展開システム」
<富士通Japan>
チームNo.23「画像AIに基づく水辺ゴミの可視化と環境問題への行動変容の促進」
<リコージャパン>
チームNo.3「照明環境の変化に頑健な画像認識を備えたエデュテイメントシステム」
【ステークホルダー賞】
<枚方市文化財課>
チームNo.10「百済寺跡の文化財復興プロジェクト」
<枚方市交通対策課>
チームNo.12「BLT(Better Local Transportation)システム」
チームNo.13「コンジョイント分析を用いた枚方市駅周辺における駐車場の選好構造と需要予測」
チームNo.17「電子スタンプを用いた電子共通駐車券システム」
<シティサップ協会&株式会社大光>
チームNo.21「ゲーミフィケーション発想でゴミ回収のムーブメントづくり」
チームNo.23「画像AIに基づく水辺ゴミの可視化と環境問題への行動変容の促進」
<ひらかた地域産業クラスター研究会>
チームNo.33「オープンファクトリの活性化のためのトレーディングカードを活用した共創の実現」
チームNo.34「没入型バーチャル工場見学の実証実験」
<枚方ビオルネ>
チームNo.25「革新的な次世代技術によるパーソナライズド広告の瞬時展開システム」
チームNo.26「認知度upのための分析と実装」
<水都大阪コンソーシアム>
チームNo.3「照明環境の変化に頑健な画像認識を備えたエデュテイメントシステム」
<ハーモニークラブ>
チームNo.32「画像処理と分析を用いた絵本ライブ効果の可視化」
<ひらかたプレパーク実行委員会>
チームNo.27「プレパークのヴァーチャル化計画」
チームNo.29「フォトグラメトリを用いたバーチャル・プレーパークの実現」
チームNo.30「顔認証を用いた入退場システム」
  • 多くの関係者らと本学学生らが参加
  • 最優秀賞を受賞したチームNo.25の概要