大阪工業大学

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工学部 / 都市デザイン工学科 研究領域

デザイン・計画領域 (デザイン分野)

 都市デザインの理念と考え方、都市計画・景観計画の理論と制度、およびデザイン・計画の手法と表現、空間情報を用いた分析手法と表現、都市・地域の整備・維持・安全に関する制度、災害対策、政策評価などを学習します。

空間デザイン研究室

 田中 一成

空間デザイン研究室では、都市・地域から建築・ディテールまで、さまざまなスケールの計画・設計を関係づけようとする環境デザインの視点から、空間解析や分析方法論、あるいは対象空間の操作などをテーマとした研究を行っています。ユニバーサルデザインや都市の魅力と安全性、保存・保全方法などの評価と提案を行います。

空間情報学研究室

 木村 優介
空間情報学は、地球表面を対象とする広い範囲から、土木施設を対象とする狭い範囲までを対象に、時間的・空間的なデータを分析する学問です。空間情報学研究室では、位置情報、写真、点群などのデータを元に、地理情報システム(GIS)をはじめとする空間情報学の知見を活用し、健康・観光まちづくり、防災・災害復旧などを目指す研究・プロジェクトを進めています。

デザイン・計画領域 (計画分野)

 私たちの生活を支える社会資本を整備し運用するための理念や方法、手順を研究する学問分野です。土木事業における計画や管理、運営に関わる土木計画と、都市空間の整備に関わる都市計画、交通計画を中心に構成されています。

社会資本計画研究室

 山口 行一

現在の都市が直面している人口減少・少子高齢化、防災・減災への対応、インフラ整備や交通サービスでのICTの活用などの課題や問題について、都市計画や交通計画の観点からその解決を目指して、調査、分析、シミュレーションに関わる手法などを構築・活用し、具体的な対策を現地の人たちと一緒に検討しています。

都市・地域計画研究室

 西堀 泰英

本研究室では、私たちが暮らす都市や地域をより良いものとするための研究を行っています。にぎわい、住みやすさ、安全・安心、持続可能性の4つの視点から、都市や地域の様々な活動、人々の行動や意識、各種ルールや制度、あるいは新型コロナウィルス感染症や自動運転、スマートシティなどを対象に、ビッグデータを含む多様な情報を用いて統計解析や人工知能などの最新技術も駆使し、よりよい都市や地域に求められる対策などを検討します。

構造領域

 構造力学は本学科の基幹科目の1つであり、橋を代表とする構造物の力学を扱っています。例えば、自動車が移動するときの荷重が橋にどのように伝わるかなどを解析や実験を通して理解し、設計に必要な事項とは何かを学習しています。

橋梁工学研究室

 大山 理
 
現在、引張に強い鋼と圧縮に強いコンクリートを巧みに組み合わせた複合(ハイブリッド)橋の開発や橋が火災の熱に曝された後の挙動の確認を自主および産・官・学協同で実施しています。橋の性能確認は、解析や実際に、橋の実物大モデルをつくり、西日本最大規模の実験設備を誇る構造実験センターでの実験を通して行っています。

コンクリート・材料領域

 建設用諸材料の基本的性質を講義で学び、演習や実験を通して身近なものとして習得し、さらに鉄筋コンクリート構造やプレストレストコンクリート構造の解析法や設計法、維持管理手法等を学習する科目を提供します。

コンクリート構造学研究室

 井上 晋
鉄筋コンクリート・プレストレストコンクリート構造の様々な荷重・環境下の挙動に関する実験・研究を行っています。さまざまな実験を通して、材料の特性を生かし、かつ安全性・使用性・耐久性に優れたコンクリート構造物の設計・施工・維持管理手法の提案をめざしています。

コンクリート工学研究室

 三方 康弘

堅くて頑丈なイメージのコンクリートですが、長く使っていると、ひび割れやコンクリート中の鉄筋が錆びる等の症状が発生することがあります。そのように劣化を生じたコンクリート構造物の安全性を評価し、丈夫で長持ちするように維持管理手法に関する研究を行っています。

地盤領域

 地盤領域では、土の基本的性質や地盤の力学的性質を学び、演習問題や課題に取り組むことで、地盤や土構造物の調査・試験・設計・施工方法を学習します。また、様々な地盤災害の予測手法や対策工についても学習します。

地盤防災研究室

 日置 和昭

当研究室では、1)奈良県南部地方の豪雨時深層崩壊危険度予測や広島県「まさ土」地帯の豪雨時土砂災害危険度予測など地盤防災分野、2)廃ガラス系リサイクル材料の適用性評価や土質系遮水壁の長期信頼性評価など地盤環境分野、3)地盤材料試験の信頼性評価やばらつき要因分析など地盤材料分野の研究を行っています。

土構造研究室

 藤本 哲生

私たちの住む日本は、大規模地震や豪雨などの自然災害が起こりやすい地理的環境にあります。本研究室では、そのような環境下に構築される「土構造物」を対象とし、健全性や耐震性の評価手法に関する研究や対策工法の高度化に関する研究を行っています。私たちと一緒に、身近にある「土」の工学的な世界に触れてみませんか?

河川・海岸領域

 河川・海岸における流れや波の運動を理解し、構造物に対して作用する流体力などの水理学的な解析方法を学びます。これにより、河川の治水・利水および海岸の護岸・防波堤などの水理構造物の計画・設計法および生態環境に配慮した保全・復元法を学習します。

防災水工学研究室

東 良慶

人口、資産、社会資本が集中するとともに豊かな生態系が存立する河川、海岸域の多くは水と土が接する水際低平地です。また、この水際域は自然災害が発生し易い地域でもあります。そのため、本研究室では洪水や津波などの複雑な災害過程について、流体力学的および地形学的アプローチの連携のもとに環境と調和した減災の方策を考究しています。

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