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ニュース 【学生相談室コラム】あくびは天然のリラックス法

トピックス 学生相談
 今年は対面で学園祭が開催され、それぞれのキャンパスで無事に幕を閉じることができました。運営に携わった方、準備から後片付けまでおつかれさまでした。やり遂げるまでは大変さや苦労もあったと思いますが、達成感や連帯感を味わえたことでしょう。当日、学園祭を訪れた人たちにとっても、きっと大学生活の楽しい思い出の一つになったと思います。
 その後、通常の学生生活に戻るなかで、「最近なんだか疲れを感じる」という人はいませんか?そんな方に呼吸法をお勧めしたいと思います。呼吸法とは、吸って吐いてを繰り返すリラクゼーション法の一種です。吸う息より吐く息を意識してゆったり吐いて、体を緩め、リラックス状態をつくることで心もほぐしていく方法です。呼吸法という名前自体は聞いたことがあるけれど身についていない、という人は「〇秒吸って△秒吐くを▢回繰り返す」というような細かいことを覚えていないからかもしれません。ですが、絶対に忘れない、忘れても体が自動で行ってくれる呼吸法があります。それがあくびです。夜に疲れた状態で課題をしようと机に向かうとあくびが止まらないけれど、課題を終えて寝ようとベッドに入るとあくびが止まるという経験はないですか。心理学者アンドリュー・ギャラップは、あくびは脳の温度調整機能であり、ストレスで脳の温度が上昇することを防ぐものだと言っています。あくびは、意識をシャキっとしたい時に体が求めていることなのです。
 ですから、体が疲れていると思った時、意識的にあくびしてみましょう。大きく口を開け、息を吸い込めば、自然とあくびがでます。「ふぁ~~~」と声をだしてもいいですし、一緒に体をひねったり伸びたりするのもおすすめです。リラックス法をうまく用いて、ストレスや疲れをこまめにセルフケアしてくださいね。

学生相談室カウンセラー 藤本 千春