ニュース キャリアデザイン（１年生科目）でOB講演会を実施しました。

6/9(木)4限目のキャリアデザイン（１年生科目）でOB講演会を実施しました。今回ご講演いただいた方は、日新イオン機器株式会社で新規半導体プロセスの開発を行っている2013年度院卒の和田涼太氏と古河電池株式会社で電源盤内の制御装置の開発を行っている2019年度院卒の前田翔児氏でした。

お二人とも半導体の研究室出身で、和田氏は酸化物半導体薄膜の結晶成長技術の開発とイオン注入による伝導性制御に関する研究を、前田氏はグラフェンの作製と高感度ガスセンサーへの応用に関する研究を、それぞれ行っていました。

お二人には、大学に入学してから現在に至るまでのキャリアをお話いただきました。大学では、国内外の他大学との共同研究、海外留学、学会発表など様々な経験をしたこと、就職してから電気回路、電子回路、電磁気学、制御工学、半導体など大学で学んだことが仕事で生かされていること、を話されました。

また、英語でのコミュニケーション能力の重要性も話されました。日々の仕事で忙しい中、プライベートの時間も大切にされており、ワークライフバランスを実現されているお二人でした。

本学科では、毎年秋にも就職セミナーを開催しており、そこでもOBの方々にお話いただく場を設けています。

先輩たちの生の声を聞いて、今後の自身のキャリアデザインの参考にしていただければと思います。