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ニュース 応用化学科と機械工学科がバングラデシュ繊維大とオンライン国際PBLを実施しました

トピックス トピックス 国際交流センター
9月30日~10月9日、応用化学科と機械工学科が合同でオンライン国際PBLを実施しました。交流相手のバングラデシュ繊維大学からは12名(大学院生5名と学部4年生7名)、本学からも12名(応用化学科:大学院生1名と学部4年生5名、機械工学科:大学院生4名と学部4年生2名)が参加し、合計24名でPBLに取り組みました。

学生たちは各大学教員の講義を聴講したあと、日本とバングラデシュの学生2名ずつ計4名のチームに分かれ、世界的に大きな問題となっているプラスチックや繊維の廃棄、その再利用とゴミの減量をテーマに課題に取り組みました。チームごとに意見交換し、最終的には二酸化炭素の排出削減や地球温暖化を抑制するための方策についてそれぞれの専門分野をベースにした解決へのアプローチ法を議論しました。

プレゼンテーションでは、良く考えられたユニークな発表も見られ、質疑応答も活発に行われました。最終日には、優秀作品の表彰式、プログラム終了証の授与を行った後、懇親会を開催し、交流を深めてプログラムを終了しました。文化や専門分野も異なる学生同士の交流を通じて、人類共通の課題である地球温暖化防止、二酸化炭素の排出削減といった課題について議論し、考え方に対する違いを実感することができ、参加者にとって大変有意義なものとなりました。バングラデシュ繊維大学の学生のひとりは「はじめはオンライン交流に不安があったが、始まってみればすごく楽しく有意義で、日本に対する興味がいっそう強くなった」と感想を話していました。

この活動は国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の2021 年度国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の支援を受けて実施しました。