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ニュース グローバルSD研修会を開催しました 「海外派遣学生の危機管理~感染症とメンタルヘルス対策について」

トピックス トピックス 国際交流センター
今夏から海外派遣が本格化するのに備え、国際交流センターは3月3日、教職員・学生対象にグローバルSD研修会を大宮キャンパス(ハイブリッド形式)で開催しました。ゲスト講師には渡航医学の専門家として著名な関西福祉大学教授の勝田吉彰氏をお招きし、「海外派遣学生の危機管理 ~感染症とメンタルヘルス対策について」と題して講演いただきました。

開会の挨拶で井上学長は「新型コロナウイルス感染症は5月から『5類』に変わり、学生の海外派遣もそれほど心配は要らなくなるが、大学として、あるいは海外に行く個人として、あらゆるリスクを想定し、危機管理対策を万全にしておくことが重要」と研修の趣旨を述べました。

勝田教授は海外で誰もが罹りうる感染症として、食べ物・飲料水によって感染する疾患、蚊によって媒介される疾患、狂犬病・破傷風・STD、新型ウイルス発生のメカニズムなどを概観し、それぞれの予防対策や医療機関受診の判断基準を分かりやすく解説しました。また、長期の海外滞在者に現れやすいメンタル不調にも触れて、本人の自覚や関係者の定期的な声掛け、早めの対処が大切であると説きました。最後に刻々と情勢が変化する中で、渡航者自らが常に最新情報にアンテナを立てておくことが何より重要とし、役に立つ情報収集の方法をアドバイスいただきました。

参加者からは「今回のような実体験が詰まっている講習会は、今後の活動にすごく有用で良い講演だったと思った」「自身が気をつけるのはもちろん、学生にも周知したい」「準備によりリスクが減らせる事が良く分かった」など多くの感想が寄せられました。