ニュース 学生が文豪の隠れた名作小説を復刊しました

知的財産学部水野ゼミの学生が、明治・昭和の文豪の隠れた名作小説を復刊しました。

水野ゼミは、著作物である本・文学作品の利活用について研究しています。研究の一環として著作権消滅作品および孤児著作物の復刊に取り組んできました。その成果の第1作が『さくらむすび』です。作品の選定、編集、販売をすべて学生が行いました。
古い小説は、絶版・品切となったまま、埋もれてしまう作品も多く、収録作の川上眉山「墨染櫻」は45年ぶり、泉鏡花「櫻心中」は30年ぶりの復刊となります。
2022年1月16日(日)に「第六回文学フリマ京都」にて試験販売を行い、現在は関西の独立系書店5店舗及び水野ゼミBOOTHにて販売しております。また、国立国会図書館にも収蔵されています。

水野ゼミ編『さくらむすび』(2022年、大阪工業大学 知的財産学部 水野ゼミ)
【収録作品】川上眉山「墨染櫻」、泉鏡花「櫻心中」
【価格】500円（税込）
販売店はこちらをご参照ください。