大阪工業大学

Notification

The contents of this website are translated by "Shutto Translation."
Please note that due to the use of automated translation, there may be cases where the translation is not correct.
Additionally, translations may not be provided for some images and PDFs.

We appreciate your understanding.

ニュース 8月19日 「教文子どもサイエンスフェア」に出展しました

トピックス 社会・地域連携
このイベントは、枚方市教育委員会が枚方市内の小中学生を対象に、科学に対する興味や関心を高め、科学への親しみや憧れを育むことを目的に毎年実施しており、今回で7回目の出展になります。

昨年度は、新型コロナウィルス感染症拡大の懸念から中止となりましたが、子どもたちが実際に科学に触れる機会を提供したいという思いから、今年度は感染症対策を施し、「プログラミング的思考体験型学習ワークショップ」と「淀川の魚で魚拓をとろう!」の2講座を2回ずつ対面で実施し、小中学生約50名と保護者の方々にご参加いただきました。



 情報科学部情報メディア学科 佐野睦夫先生、大井翔先生、上田信行先生による「プログラミング的思考体験型学習ワークショップ」では、まず、ダンスを踊って体を動かした後、大きな模造紙に思い思いに図形を描いたり線を引いたりしました。たくさんの線や図形で模造紙がいっぱいに埋まったら、グループごとに分かれて、「何歩動く」「何度回る」などの動作のことばが書いてあるカードを使い、実際に教室の床に貼ったテープの上をグループの人に動いてもらい、指示通りに図形が描けるかどうか確かめます。

スクラッチの実写版のようなワークショップで、グループのメンバーや協力学生と相談しながら動作の内容をパソコンに入力し、実際に体を使って描いた図形がパソコン上でも描けるのかどうかということにもチャレンジしました。最後に、協力学生が撮影してくれた動画で今回のワークショップを振り返り、講座のまとめとしました。



 工学部都市デザイン工学科 田中耕司先生、工学部一般教育科 小島夏彦先生、三橋雅子先生による「淀川の魚で魚拓をとろう!」では、普段何気なく見ている淀川に住んでいる魚と触れ合いました。教員から魚についてお話を聞いた後、各自テーブルで標本用の魚に墨を塗って和紙に魚拓を取っていきます。普段魚に触る機会が少ない子もすぐに慣れ、とても楽しそうに大小色々な大きさの魚でチャレンジしていました。完成したら魚の名称・日付・名前を墨で記入し、協力学生にラミネート加工してもらい、記念に持って帰ってもらいました。また、水槽には生きた魚も展示し、子供たちは興味深そうに観察したり、教員に質問したりして生き物と触れあう時間となりました。



 各講座とも人数を制限しての実施となりましたが、参加した子どもたちや保護者からは「たのしかった」「こんどはこのプログラミングを使ってゲームを作ってみたい」「また参加して違う魚で魚拓をとってみたい」「家ではできない貴重な体験ができてよかった」などのコメントをいただきました。今回の機会が、理科や科学に興味を持つきっかけになってくれることを期待しています。