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ニュース 5月28日(土)奈良県川上小学校で第11回親子理科教室を実施しました

トピックス 社会・地域連携
奈良県川上村との包括連携協定に基づき、5月28日(土)に第11回目「川上小学校親子理科教室」を実施しました。

今年度は、ものづくりセンター 岩田英樹技師、近藤隆路技師、辻田大地技師の3名の講師陣による「キッズものづくり道場」と題し2学年ごと分かれて3つの講座を開講しました。



「蒸気で進むよ!ポンポン船工作」(1.2年生)では発泡ウレタンシートを切り貼りして船を作り、アルミパイプを熱して出来た水蒸気を利用した船の動くしくみを学びました。

思い思いにデザインして作った自分の船が、実際に水の上で動き始めると、「動いた!」「早い早い!」など子供たちから歓声が上がりました。



「金属を溶かして作るオリジナルペンダントトップ」(3.4年生)では、木の板にデザインを彫り、土を利用して鋳型(空洞)を製作し、そこに低融点金属を流してオリジナルペンダントトップを作りました。慣れない彫刻刀を使った作業では、親子で協力して頑張りました。熱した金属を流し込む際は緊張している様子でしたが、自分のデザインしたペンダントトップが形になると、笑顔がこぼれ出しました。



「電子工作 無線ラジコンロボットカー」(5.6年生)では、基板にはんだごてを使って電子部品を組み込んで電子回路を作り、無線で動くラジコンロボットカーを作りました。はんだごてを使うのは初めての児童が多かったようですが、先生の説明に熱心に耳を傾け、自分の力で頑張って組み立てていました。乾電池を入れてロボットが動き出すと、夢中になって操作方法の練習をしていました。最後に全員バトルが始まると、大歓声が起こり、盛況のうちに講座終了となりました。



 理科教室をきっかけに興味を持ってくれた子供たちが、今後もものづくりを楽しんでもらえれば嬉しく思います。

 アンケートでは、児童や保護者から「(言われたとおりに出来るか不安だったけれど)出来あがったので嬉しかった」、「(ものを)作るのが好きなので楽しかった」「子供も大人も楽しめ、勉強になる内容で良かった」「(普段)なかなか体験できない事が出来たので楽しかった」などの感想をいただきました。

1年に一度のこの理科教室が、子どもたちにとって「ものづくりって楽しい!」「この機械はどうやって動いているんだろう」など興味や疑問を持ち、挑戦するきっかけになることを期待しています。