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ニュース 8/27(土)「枚方市津田生涯学習市民センターでVR防災トレーニング教室を実施しました」

トピックス 社会・地域連携
8月27日(土)に、枚方市津田生涯学習市民センターにおいて小学生向け防災教室「親子で体験!VR防災トレーニング 地震を体験してみませんか??」を、情報科学部情報メディア学科 佐野睦夫先生と、5名の学生による協力のもと実施しました。



当日は、小学校1年生から6年生までの合計14名の児童と保護者の方々が参加し、はじめに、講師の佐野先生から南海トラフクラスの巨大地震は現状でいつ起きてもおかしくないことや、実際に起きた場合に取るべき行動、日ごろからの心掛けなどについて講義を受けました。次に、VRゴーグル装着などの操作説明を受けたのち、5つの班にわかれて、慣れない土地で突然地震が起きてしまった、という設定で、VRゴーグルを順番に装着しました。作られたデジタル空間が目の前に広がり、実際にその土地にいるような感覚になってVR世界を歩き回れました。



知らない土地で突然地震が起こり、その後すぐに津波が発生するため、初回はあっという間に津波にのまれる人が続出しましたが、避難時に自分が取った行動が点数化されるため、何が悪かったのか、何をすればよかったのか考え、次の体験に生かすことができます。

点数化されるチェック項目は5つあり、どのチームが一番早くすべての項目で満点をとり、無事に避難できるかを競い合いました。地図さえ頭に入れば簡単に避難できそうですが、細かく設定が作りこまれているため、スタート地点が前回と変わっていたり、以前通れた道が次の回には通れなくなっていたり、火災が発生していたりと、臨機応変な対応が求められ、四苦八苦しながら挑戦し、高得点が出ると歓声が上がりました。

イベント終了後のアンケートでは、「楽しかった」、「避難時に気を付けるべきことが身に付いた」「VRと防災を一緒に学べて良い経験となった」などの感想をいただきました。今回の防災トレーニングのような状況が起きないことが一番望ましいですが、この教室をきっかけに、普段何気なく通う通学路や学校、おうちなどで地震が起きた場合をシュミレーションし、親子で話し合うきっかけになることを願います。