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ニュース 10/23(土)「枚方市KUZUHA MALLで防災脱出VRゲームを実施しました」

トピックス 社会・地域連携
枚方市樟葉モールにおいて10月23日(日)に小学生向け防災教室を実施しました。

この取り組みは、樟葉駅前広場で開催された「くずは秋の芸術祭」に創刊50周年のサンケイリビング新聞社の「リビング京阪」が記念ブースを出展し、地域連携事業として工大が協力することで実現しました。

当日はお天気も良く、駅前の広場には30店あまりの地産地消に取組む食べ物や飲み物のブース、手作り雑貨のワークショップなどが並び、摂南大学農学部からはすももちゃんサイダーの出店もあり、楽しい催しに会場は多くの人で賑わいました。本学からは、情報科学部情報メディア学科 佐野睦夫 教授が、4名の協力学生と「防災脱出VRゲーム」を出展しました。



事前募集で小学校1年生から6年生まで8名を2クラスもうけて合計16名定員としましたが、開始前から好評で、看板を見て飛び込み参加したい、という嬉しい申し出をお断りする場面もありました。

講座ではまず、子供たちを集めて佐野先生から、大きな地震が起きた際に取るべき行動や、日ごろの心掛けなどについてお話がありました。

次に、A〜Dの4つの班にわかれて、PC内に作られたバーチャルの観光地にVRゴーグルを装着して訪れていたら突然地震が起きた、という設定で避難を体験しました。4班の中でどのチームが一番早く5つのチェック項目(地震に遭遇したときにとるべき行動)をクリアして高得点がとれるかを競います。とまどっているとあっという間に津波にのまれてしまったり、道が倒木で塞がれたりと、なかなか高得点が出ませんでした。2人1組で体験し、片方が取組む間、もう片方はモニターで見学します。それぞれが2〜3回ずつ挑戦していくうちに場所に慣れ、大学生から取るべき行動のヒントや反省点を伝えられると、少しずつ高得点をとれるチームが増えてきました。

体験終了後1位だったチームにはサンケイリビング新聞社からプレゼントが手渡され、参加してくれた子ども達からは「楽しかった」という感想が聞かれました。

 

遊び感覚で参加できた体験をきっかけに、慣れない土地で突然地震が起きた時、また日頃からも自分の身を守るために咄嗟に何をすべきか、親子で考えるきっかけになることを期待します。