大阪工業大学

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ニュース 1/29(日)NPO法人 子どもセンターあさひ 寺子屋スペシャルを実施しました

トピックス 社会・地域連携
1月29日(日)NPO法人子どもセンターあさひと連携し、「2022年度子どもゆめ基金」に採択された事業として、ロボット操縦やプログラミング学習を通して、旭区内の小学生と大阪工業大学学生との異年齢交流も目的の一つとして実施しました。



 当日は、事前申し込みいただいた小学生と保護者の方々など26名が大宮キャンパスを訪れました。10年に1度レベルの寒波の影響で連日寒い日が続いていましたが、当日は欠席者もなく、元気に参加してくれました。

 ものづくりセンターに入ってまず、1階ホールに置いてある人力飛行機とフォーミュラカーの展示が見えると、「わぁ」という感嘆の声が漏れました。3階へ案内し、ものづくりセンターの近藤隆路技師、辻田大地技師とTA学生4名と顔合わせし挨拶をおこなうと、さっそく講座を開始、二足歩行ロボットの操縦体験を行いました。



 はじめに、機械工学研究部による、学生が製作したロボットを使ったデモンストレーションが行われました。カッコいいロボットの対戦を見学した後は、学習用ロボットを使って子ども達にも実際にロボットに触れてもらいました。前半と後半に分かれて7台のロボットをそれぞれ操縦し、ゲーム用コントローラーでロボットの手足を動かして対戦しました。ぶつかったり引っかかったりして一度でも倒れたら終了です。思うように動かせず四苦八苦しながらも操縦し、最後まで残れた児童は声をあげて喜んでいました。



 つぎに、教室を移動して小学生向けの学習サイト「プログラムランド」でパソコンを用いて学習しました。PC画面上に出てくるブロックを並べる簡単な操作でプログラムを作成すると、画面上のロボットがそれに従い動作します。「はじめ」 「まえ〇秒」「止まる」など、細かく指示し、スタートからゴールへと画面上のモーターカーを動かします。マウスを初めて触る子もいましたが、大学生が横について操作方法を教えるとすぐに慣れて操作していました。



 昼食時は、ご飯を食べながら「鳥人間コンテスト」や「NHKロボットコンテスト」に出場している学生達の活動の様子を映像で紹介しました。人力飛行機プロジェクトやロボットプロジェクトに取り組む学生の姿をみて「頑張ってる姿がカッコいい」「自分もやってみたいと思いました」などの感想が寄せられました。

 

 午後からは、ものラボの施設内を案内するツアーを実施し、マシニングセンタや溶接機などを見学。子ども達は見慣れない大きな機械や施設を興味深く眺めていました。そのあとは教室へ戻って再びプログラムランドを学習しました。午前に学んだことから一歩進んでモータ、LED、ラインセンサといった実際のロボットと共通する要素も取り入れながら文字ブロックを使って画面上の車の動きを指示します。「右斜め〇秒」「左回り」「うしろ〇秒」など方向と秒数を指示して、スタートからゴールまでのコースの上を進むように組み合わせ「実行」ボタンをクリックすると、その通りに動きます。ゴールの枠内にピッタリ収まるように車を止めないとクリアにならないので難しい作業ですが、大学生が横について教え、保護者の方にも協力いただいてコースをクリアしていきました。画面上での操作がうまくいったら最後はビュートレーサーをPCに接続しプログラムをインストールして実際に机の上を走らせました。盛りだくさんの内容で時間が足りないことと、おうちでじっくりと取り組んでもらうため、ビュートレーサーは持ち帰ってもらい、続きは自宅学習としました。



 低学年の子ども達には後半少し難しい内容もあったかと思いますが、みんな一生懸命取り組んでくれました。

「楽しかった」「何もかも驚きでいっぱいで感動しました」「わかりやすく説明してくれて良かった」などの声が聞かれました。