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ニュース 3/4(土)枚方市総合防災訓練「ひこ防’z」に出展しました

トピックス 社会・地域連携
3月4日(土)枚方市役所第3分館前広場において、枚方市総合防災訓練が行われ、本学から情報科学部 情報メディア学科 佐野睦夫教授が「地震体験VR防災トレーニング」を出展しました。この取り組みは、地域連携事業における枚方市との連携協定の取り組みの一つとして実施しています。



 枚方市駅から続く陸橋を渡り、スロープを降りると右手にニッペパーク岡東中央公園、左手は今回の会場となった枚方市役所第3分館前広場があります。

朝10時からオープンした会場では地震体験車による模擬体験や枚方市土木部による土のう作り体験、水道局による給水車の展示と給水活動の実演、各団体による防災に関する展示や防災グッズの展示販売など全17団体による催しが行われ、立寄るだけでも自然と防災に対する意識が高まります。アクセスの良さからか、当日はお出掛けや買い物ついでに防災イベント会場に足を運ぶ市民や関係者の方々で終了時刻の午後3時ごろまで賑わいました。



 工大のブースにも、「VR」に興味を持った方や小学生のお子さんがいる家族連れが多数訪れました。コントローラーの操作方法や地震が起きた際の避難行動などを学生が丁寧に説明し、製作したアプリを用いて地震後の津波からの避難体験をおとずれた約25名の方に試していただきました。

 ハコスコ(スマホ用VRゴーグル)を装着し、VR内で旅行に行った際に大地震が発生した設定で海辺から直ちに避難します。操作にはゲーム用のコントローラーを使います。

 不慣れな場所で地震が起きた際に何をすべきか。体験希望者が多く1人1回限りになってしまったので、行動の振り返りを行った反復体験は今回できませんでしたが、VR内で突然地震が起きると、逃げ道右往左往して探したり、他のアバターについて行ったり、地図を開いたり、それそれ考えて行動しました。あっという間に津波が押し寄せて逃げそこなうと、体験は終了し、とった行動が点数化されます。「逃げ道がわからなくて慌てた」「ドキドキした」「実体験は難しいけれどVRなら手軽に試すことができて良い経験になった」という感想が聞かれました。

今日の体験が災害時の避難について考えるよいきっかけになればと思います。