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ニュース 廣井教授、宮脇准教授による雲雀丘学園高等学校向け「探究プロジェクト」を実施しました。

トピックス
8月5日から6日にかけて、梅田キャンパスでロボティクス&デザイン工学部ロボット工学科廣井 富教授、情報科学部情報メディア学科宮脇健三郎准教授による、雲雀丘学園高等学校向け「探究プロジェクト」を実施しました。
今回の「探究プロジェクト」は、雲雀丘学園中学校・高等学校が長期休みの課外授業として実施している「探究学習」の一環で実施され、廣井富教授へ協力依頼があり実現しました。
同校の「探究学習」は、主体性・思考力・表現力・協働力を養うことを目的に、「探究プロジェクト」は大学や研究機関、企業と連携して実施されています。同プロジェクトでは事前学習と講義(実習・見学)、事後学習(ポスター制作など)をひとつのユニットとした多様なプログラムが行われています。
今回は、LiDAR(Light Detection And Ranging)を搭載した車輪移動型ロボットの自律走行プログラミングをテーマに取り組みが進められました。
初日(8月5日)は、「ロボットとは何か」についての基本的な概念を学び、ロボットシミュレータを使用した自律移動の基本を学びました。シミュレータ上でロボットを動かす方法についてGUIツールを用いて学習しました。次に、LiDARを搭載した実機ロボットを使ってSLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術を学びました。これは、ロボットが移動しながら自己位置を推定しつつ、周囲の環境の地図を作成する技術です。併せて、実機ロボットを用いて作成した地図を使って自律移動させる実習が行われました。
2日目(8月6日)は、前日に作成した地図をシミュレータに読み込み、自律移動プログラムの作成を行いました。参加者はシミュレータを用いた自律移動プログラミングを学び、実際のロボットを用いてプログラムの動作を確認します。プログラミングの修正と実行を繰り返し行うことで、実践的なスキルが身につきます。本学の学生もメンターとして参加し、参加者のプログラミング作業をサポート。手を動かしながら演習に取り組む生徒らのまなざしは真剣そのもの。各班が作成したプログラムでロボット操作の実演に向けた取り組みでは、イメージ通りに動かせられるか試行錯誤を繰り返し、考えた通りに動いたときは歓声があがっていました。
参加者からは、「iPhoneなどで使われているプログラムに興味があり参加しました。自分の書いたコードでロボットが動くのが面白かったです」「プログラミングの記述を理解することが難しかったけど、自分でプログラムしたロボットが思うように動いて感動しました」という感想がありました。

雲雀丘学園中学校・高等学校についてはこちら
  • ロボットの試走をする様子
  • プログラミングをする生徒ら
  • 講義を担当した廣井教授、宮脇准教授