本学ものづくりセンターで活動する学生フォーミュラプロジェクト「TEAM REGALIA」は9月2日~6日、静岡県掛川市・袋井市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催された「第12回全日本学生フォーミュラ大会」に出場しました。
この大会は、わが国の自動車産業の発展に寄与するために、学生の「ものづくり育成の場」として開始されたもので、今回は国内外から90チームが参加しました。大会前半は、車検や技術・コスト・デザイン設計に関するプレゼンテーションなどを行う「静的審査」、後半では実際にマシンを走らせ、直線での加速やコーナーリングのタイムや、燃費などを評価する「動的審査」に挑みました。
今年の本学チームは上位進出を目指して、「リスクを負うことを承知で、新しいことに挑戦する」ことをモットーに大会に臨みました。目標達成に向けて鍵を握るのが、配点の高い動的審査で高得点を獲得するために導入したドライサンプ方式エンジンでした。ドライサンプ方式は、油圧などが安定しにくい構造であるリスクはあるものの、マシンの低重心化による安定走行が可能になります。
大会初日の技術車検でオイル漏れを指摘され、この修理に追われるという事態に見舞われましたが、静的審査は無事終了、設計の審査では車両を完成させるためのプロセスである「Vモデル」や「PDCAサイクル」に高い評価が集まり、全体9位の得点を得て、チームに勢いを与えました。
動的審査では、加速性能を競う「アクセラレーション」、旋回性能を競う「スキットパッド」で記録が伸びず、最終試技の周回路を約22km走行する「エンデュランス」での挽回を期しましたが、4週目途中の約4kmを走行中にエンジントラブルでリタイヤを余儀なくされました。配点が高いエンデュランスで得点できなかったことが響き、総合40位で大会を終えました。
大会を振り返ってリーダーの上野仁志君(工学部電気電子システム工学科3年次生)は「マシンのトラブル続きの1年でしたが、多くのことを挑戦してきたことに悔いはありません。無難なマシンを作り、手堅く走っても上位は狙えませんので、後輩たちにも果敢にチャレンジしてほしい」と話してくれました。
この大会で3年次生は引退しましたが、同プロジェクトの新チームはすでに動き出しています。新チームは先輩たちが築いた技術を引き継いだだけでなく、発言力のある積極的なメンバーがそろいます。メンバーたちは1年後、またこの舞台での活躍を目標に、日夜マシンに向き合います。
この大会は、わが国の自動車産業の発展に寄与するために、学生の「ものづくり育成の場」として開始されたもので、今回は国内外から90チームが参加しました。大会前半は、車検や技術・コスト・デザイン設計に関するプレゼンテーションなどを行う「静的審査」、後半では実際にマシンを走らせ、直線での加速やコーナーリングのタイムや、燃費などを評価する「動的審査」に挑みました。
今年の本学チームは上位進出を目指して、「リスクを負うことを承知で、新しいことに挑戦する」ことをモットーに大会に臨みました。目標達成に向けて鍵を握るのが、配点の高い動的審査で高得点を獲得するために導入したドライサンプ方式エンジンでした。ドライサンプ方式は、油圧などが安定しにくい構造であるリスクはあるものの、マシンの低重心化による安定走行が可能になります。
大会初日の技術車検でオイル漏れを指摘され、この修理に追われるという事態に見舞われましたが、静的審査は無事終了、設計の審査では車両を完成させるためのプロセスである「Vモデル」や「PDCAサイクル」に高い評価が集まり、全体9位の得点を得て、チームに勢いを与えました。
動的審査では、加速性能を競う「アクセラレーション」、旋回性能を競う「スキットパッド」で記録が伸びず、最終試技の周回路を約22km走行する「エンデュランス」での挽回を期しましたが、4週目途中の約4kmを走行中にエンジントラブルでリタイヤを余儀なくされました。配点が高いエンデュランスで得点できなかったことが響き、総合40位で大会を終えました。
大会を振り返ってリーダーの上野仁志君(工学部電気電子システム工学科3年次生)は「マシンのトラブル続きの1年でしたが、多くのことを挑戦してきたことに悔いはありません。無難なマシンを作り、手堅く走っても上位は狙えませんので、後輩たちにも果敢にチャレンジしてほしい」と話してくれました。
この大会で3年次生は引退しましたが、同プロジェクトの新チームはすでに動き出しています。新チームは先輩たちが築いた技術を引き継いだだけでなく、発言力のある積極的なメンバーがそろいます。メンバーたちは1年後、またこの舞台での活躍を目標に、日夜マシンに向き合います。