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ニュース データサイエンス学科開設記念講演会を開催しました

トピックス
 4月14日、今年度情報科学部に5番目の学科として開設したデータサイエンス学科の開設記念講演会を枚方キャンパスで開催。同学科の新入生72人が参加し、学外に向けてはオンラインで配信を行い、約120人が聴講しました。
 
 初めに益山新樹学長の挨拶、情報メディア学科の佐野睦夫副学長による同学科の開設趣旨説明、データサイエンス学科の椎原正次学科長によるカリキュラム紹介がありました。
 
 その後、Quantum Analytics のCEOでデータサイエンティストである古屋俊和氏が会場で、ソフトバンクIT本部アドバンスドテクノロジー推進室の小島一憲氏がオンラインで記念講演を行いました。
 
 古屋氏は「データサイエンティストの仕事の未来と人材育成について」のテーマで講演。中学生時代にプログラミングを始め、高校生のときには“創造力を持つコンピュータを作りたい”と思うようになり、大学で統計学等を学んだことなど、自らのデータサイエンティストを志すまでの経緯を紹介。Googleの Chief Economistの言葉を取り上げ、データサイエンティストを「21世紀で最もセクシー(魅力的)な仕事」であると説明しました。一方で、AI開発の現状ではAIに関するプロジェクトの多くが失敗で終わっていると紹介し、優秀なAI人材の不足や課題設定の間違いなどを指摘。データサイエンティストに必要な3つのスキル「プログラミング」「数学」「ビジネス」の重要性を新入生らに強調しました。
 
 小島氏は「技術の変遷から見える未来社会とは」をテーマに自身の考える“4つの革命”を紹介しました。1つ目に安定した食料が確保できるようになった「農業革命」、2つ目に蒸気、電気、石油などによる長距離移動を可能にした「産業革命」、3つ目に情報の受発信をインターネットを中核とした情報通信ネットワークで結んだ「情報革命」を紹介しました。そして、4つ目の革命「AI革命」を人類史上最大の革命であると説明。第5世代移動通信システム「5G」により、人同士だけでなくモノ同士もつながる(IoT)時代になったことを紹介し、通信とデバイスの進化により2020年では地球上で44ペタバイト(2の50乗バイト、1ペタバイトは1024テラバイト)の情報が生み出されており、今後も加速するだろうと話しました。
 
 聴講した学生らからは、これからの学習について活発な質問がありました。