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ニュース 「レスキューロボットコンテスト」で「ベストパフォーマンス賞」「ベストテレオペレーション賞(サンリツオートメイション賞)」「日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門一般表彰」を受賞

トピックス
 8月8日にオンラインで開催された「inrevium杯 レスキューロボットコンテスト20×21」に本学ロボットプロジェクトチーム「大工大エンジュニア」が出場し、「ベストパフォーマンス賞」「ベストテレオペレーション賞(サンリツオートメイション賞)」「日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門一般表彰」を受賞しました。

 本大会は阪神・淡路大震災を契機に、レスキューシステムを拡充し災害に強い世の中を作るという大きな目標に向けて、技術の継承と次世代人材育成のための一つの手段として開催され、創造性を育む場や機会を提供しています。今年度は新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、オンラインで実施され、チームはプレゼンテーションと大会から提示された競技課題の実施動画(事前撮影)の発表を行いました。
 
 競技課題は、①基本性能(基本走行・障害走破・階段走破試験)、②障害物撤去性能(2つの撤去対象障害物を移動して除去)、③調査/容体判定性能(調査対象の認識と要救助者・ダミヤンの容体確認等)、④救出性能(ダミヤンの救出と搬送、支援物資の提供)、⑤その他にアピールしたい要素の5項目で、ロボットの操作は全て遠隔操縦と定められています。
 大工大エンジュニアは、「いつでも、どこでも、だれもベストパフォーマンス」をコンセプトに新しいレスキューロボットの製作や、カメラレールによる全方位を映像確認できるカメラ、ジャイロセンサによる機体姿勢制御などの新機能を実装してコンテストに挑みました。
 
 今年度はロボット製作やプレゼンテーションに、審査用の動画制作も加わり、多くの作業がありました。更に、コロナ禍による1年間の大会延期で、本選を経験したことがないメンバーだけでの挑戦に。大会に向けてのスケジューリングなど、初めてのことばかりの中で副リーダーを務めた川西将弘さん(ロボット工学科3年)は、「特にチームをまとめることに苦労しましたが、新機体やカメラレール、ジャイロセンサといった新機能を駆使してコンテストに臨むことができ、メンバーには感謝しています」と大会を振り返りました。
 
 
表彰結果速報 (競技会本選/レスコン20×21)
 
【指導教員】
電子情報システム工学科・奥宏史 教授(代表)
機械工学科・牛田俊 教授
システムデザイン工学科・小林裕之 教授
電気電子システム工学科・田熊隆史 教授
ものづくりセンター・近藤隆路技師