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ニュース 豊崎中学校の防災訓練に協力しました

トピックス
 11月20日、大阪市立豊崎中学校で行われた防災訓練にロボティクス&デザイン工学部の学生4人と大須賀美恵子教授(システムデザイン工学科)、倉前宏行教授(ロボット工学科)が協力しました。これは、本学と大阪市北区との連携事業の一つである「地域防災に係る取り組み」で、同校生徒約190人が参加しました。
 
 大須賀教授とイベントクリエイター部の三浦皓大さん(システムデザイン工学科3年)、小泉允志さん(ロボット工学科4年)は、同校の一部を再現したバーチャル避難訓練コンテンツを紹介。3Dカメラを用いて、現実の機器や設備も含めて仮想空間上に再現するデジタルツインと言われる技術を活用した同コンテンツは、図書室にいる際に大地震が発生する想定のシミュレーションとなっており、ウェブ上でどこでも、誰でも訓練を行うことができます。コンテンツ内では、地震警報が発令された際に流れる校内放送や消火栓の使い方なども解説しており、中学生にも分かりやすい内容となっています。
 
 倉前教授と境一輝さん(ロボット工学科3年)、鈴木風我さん(同)はドローンの防災利活用についての講演と、操縦の実演を行いました。これは、同学部の3学科横断科目である「ものづくりデザイン思考実践演習Ⅰ」の一環としても実施したもので、受講した生徒らに将来のドローン操縦者になってもらうことを目指したものです。倉前教授らは、ドローンの構造や飛行する仕組み、航空法などの関連法規を解説。高層ビルやマンションが密集している同区では、災害発生時に避難場所に移動するよりも、昨今の耐震・免震性能からビル内等に残った方が安全な場合があり、そういった場面を想定したドローンによる物資輸送や、静岡県熱海市で7月に発生した土砂災害時に活用されたドローンよる空撮での被害状況確認などの活用事例を紹介しました。操縦実演では、あまり間近で見ることができない飛行するドローンに歓声が上がっていました。