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ニュース データ分析実践セミナーの成果発表会を実施しました

トピックス
 1月5日、枚方キャンパスでPBL(課題解決型学習)型セミナー「データ分析実践セミナー~人口減少について考える~」の発表会を実施しました。データサイエンス学科1期生19人が参加した本セミナーは、データサイエンスで「何ができるか」「どのように社会に役立てられるか」を体験する実践的な学習の場となっており、低年次から価値創造マインドを涵養することを目的としています。
 
 本セミナーは全4回の構成。設定課題である「人口減少」について、現在の状況や地域への影響、その原因についてのガイダンスなどを行った初回(12月8日実施)では、グループに分かれて分析対象と比較対象とする都道府県を決めて、人口減少の議論のためにデータを可視化する分析方法の実習やグラフ作成に取り組みました。2回目(12月15日実施)は、問題自体を分解することや対象を分けて比較することを学び、各グループで市区町村における人口の増加や減少の原因についての仮説を立案。仮説の検証作業をスムーズに進めるための進行計画を立てました。3回目(12月22日実施)は、成果発表のプレゼンテーションに向けて発表スライドの作成方法を中心に学習。プレゼンテーションにおける概要部分の重要性や、論理展開の方法、見やすい図表のレイアウト、効果的なグラフの作成方法などの実践的なポイントを学び、同日の発表に臨みました。
 
 成果発表の結果、C班「Nextage高橋」が見事、最優秀賞を受賞しました。同チームは「人口分布と事業所数から考える地方開発」と題して、東京都の人口分布や出生数、事業所数と主要駅までの距離などから人口を増加させるプランを発表。統計データから“主要駅へのアクセスのしやすさ=高人口密度、高事業所数”という仮説を立て、「新たに事業所を作れば、人口が増えるのではないか」という考察を行いました。そのため、個人事業主に焦点を当て、また市町村内の外国人の数と出生数には強い相関があることも踏まえて、海外から定住者による多国籍外国人街を形成する施策案を発表しました。チームリーダーを務めた小林さんは「同じデータでも見方によって導き出せる結果が違うことを学びました。もっとデータを多角的に分析できるようになりたいです」とコメントしました。
 
【最優秀賞C班「Nextage高橋」】
小林さん
浮本さん
後藤さん
渡邉さん