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ニュース 奈良県川上村との連携授業「川上村源流学」最終発表会を実施しました

トピックス
 ロボティクス&デザイン工学部は7月26日、本学と連携協定を結ぶ奈良県川上村との連携授業「川上村源流学」の成果報告会を開催しました。本授業は、ものづくりデザイン思考実践演習Ⅰの1プログラムで、村民や役場職員から吉野川(紀の川)の水源地である同村の取り組みを学び、村が抱える課題の解決に取り組むもので、16人(同学部2学科の3年)が受講しました。
 
 学生らは、梅田キャンパスで栗山忠昭村長の講演などによって、村への理解を深めた後、4つの班に分かれて6月9日から15日の7日間、川上村でフィールドワークを実施し、同村のリアルな課題を肌で感じながら、その解決策を探求しました。7月26日には、班ごとに課題解決に向けたアイデアを発表。川上村役場や村民の方々もオンラインで参加し、学生らの発表を聞き入っていました。
 
【A班】
タイトル:「みんなでつなぐかわかみ ~このままじゃいかん、なんとかせな~ 」
村の課題:SNSの活用をあまりしていない
アイデア:村の14カ所のスポットを設定した「かわかみラリー」や古民家に滞在し職業体験を行う「ビレッジステイ」

【B班】
タイトル:「川上村発展」経済を回せ
村の課題:若者(20代)をターゲットに村の魅力を伝えたいが、若者は金銭的に余裕がない、時間がない、定着率が悪い
アイデア:お年寄りをメインターゲットとしたツアーの制作

【C班】
タイトル:「白屋岳観光スポット化計画」
村の課題:山に入らない、登山道が整備されていない、知名度が低い、案内が不明瞭
アイデア:3Dホログラムを活用した道案内の実施

【D班】
タイトル:「川上村の匠プロジェクト」(BBQ×アスレチック)
村の課題:子供の遊び場がない、BBQのゴミ問題、村民同士の交流の場が少ない
アイデア:村民割制度の導入、スクールバスの経由地点にする