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ニュース ソーラーカーレース・白浜ECO-CAR チャレンジ2022で総合2位に輝きました

トピックス
 9月23日、24日に和歌山県の旧南紀白浜空港で開催された「白浜ECO-CARチャレンジ2022」のソーラーカー部門 エキスパート・クラスに本学ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」が出場しました。今年初開催となる本大会は、エネルギー事情、原発問題、温暖化ガスなどを抱えた日本で普及が重要視される代替エネルギーやクリーンエネルギーの可能性を世間にアピールし、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会実現の可能性を世間にアピールするイベントです。本学チームは初出場ながらソーラーカーレース鈴鹿大会や秋田県で開催されているワールド・グリーン・チャレンジ ソーラー&FCカーラリー大会での経験を生かし、総合2位(クラス同順)に輝きました。
 
 同空港滑走路を周回するコースで1周約2.5kmの距離を走行し、その周回数を競う競技で、同競技にエントリーしたのは全14チームで大学チームだけでなく、高等学校や社会人チームも参戦しました。
 
 同クラスでは2日間で合計8時間の耐久レースを実施する予定でしたが、初日の23日は台風接近に伴う強風雨で予定されていた2時間耐久のHeat1が中止となりました。翌日24日には、台風一過による快晴で、予定どおり競技が実施され、午前中に3時間耐久のheat2が実施されました。大きなトラブルもなく走行していた本学チームでしたが、競技開始2時間が経過し、2回目のドライバー交代を行う際、速度やバッテリー残量などをLCD等に表示するための小型バッテリーをうまく交換できず、一度パドックに戻ったため、若干のタイムロスが発生。予定よりも少ない周回数となり、Heat2での順位が4位となりました。
 
 午後からのHeat3では、大会側の機材トラブルにより開始時間が1時間繰り下げられ、3時間を予定していた競技時間が2時間に変更となりました。ポールシッターを獲得した本学チームは、晴天による十分な発電もあり、序盤から快調な走行を見せます。20周目には大会中での最高平均巡航速度の66.698km/hをマーク。他チームとの差を広げていきますが、予想以上の快晴で気温も上昇し、モーターコントローラーがオーバーヒートしてしまい、トップを走るチームに追いつくことが叶いませんでした。それでも目立ったトラブルなく、順調な走行を見せ、2位でチェッカーフラッグを受けました。
 
 Heat2で62周、Heat3で48周、合計110周、279.4kmを走行した本学チームはクラス、総合ともに2位に輝き、白浜での初回大会を終えることができました。9月からチームリーダーになった北野日佳理さん(生命工学科2年)は「新チームとしては安定した形で大会を終えることができたと思います。オーストラリアを縦断するワールドソーラーカーレースへの出場が目標なので、勝ちにこだわり、実績を積み重ねていきたいです」と語気を強めました。
 
 
 
【大会結果(公式記録)】

<Heat2(3時間耐久)>
Total Time 3:00:24.408
Diff 12laps
Laps 62
Best Lap 2:24:282
Best Lap No. 38
Best Speed 63.376km/h

<Heat3(2時間耐久)>
Total Time 2:02:25.188
Diff 7laps
Laps 48
Best Lap 2:17:095
Best Lap No. 20
Best Speed 66.698km/h

<総合結果>
Total Time 5:03:09.593
Total Laps 110
Best Lap 2:17.095(Heat2 20lap)
Best Speed 66.698km/h