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ニュース 建築学科の学生が北区の放置自転車対策を大阪市北区長らにプレゼン

トピックス
 11月7日、大宮キャンパスのジュリーコーナーで前田昌則大阪市北区長(本学卒業生)ら関係者14人を招き、同区との連携事業の一つである「北区における放置自転車の削減」について、建築学科の都市計画研究室(指導教員: 岡山敏哉 教授)の学生らがプレゼンテーションを行いました。
 
 大阪市内は自転車に関するマナー違反が目立つとともに、駅や商業施設周辺での放置自転車による通行障害などが深刻な社会問題となっています。同研究室の学生らは4チームに分かれて、北区を対象に、この課題を解決するための提案をそれぞれのチームから行いました。提案は、「公共交通機関との連携」、「総合設計制度改正(緩和)による新たな駐輪場・シェアサイクルステーションの整備」、「茶屋町再開発事業における駐輪場の整備」、「商店街活性化につながる駐輪場・シェアサイクルステーションの整備」でした。
 
 学生らは、それぞれのチームが担当するエリアを現地調査し、また関係者に提供してもらったデータをもとに、各エリアの特徴に合わせて放置自転車を削減するための提案を発表しました。発表の後、北区長、大阪市並びに北区の担当部局、北区のシェアサイクル事業者、茶屋町再開発事業のディベロッパー、駐輪場管理運営会社の方々と意見交換を行いました。「学生らしい、ユニークで、我々では思いつかない提案もあり、たいへん参考になった」というコメントの他、「現実的な提案もあり、持ち帰ってすぐにでも実現に向けて検討したい」と話す事業者の方もいました。最後に、北区から都市計画研究室と学生全員に感謝状が贈呈されました。