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ニュース サイバーヒューマンシステム研究室が摂南大と協力して枚方市農業まつりに出展しました

トピックス
 12月3日、京阪本線・枚方市駅前の広場・ニッペパーク岡東中央で開催された「第40回枚方市農業まつり」にネットワークデザイン学科サイバーヒューマンシステム研究室(指導教員:樫原茂 准教授)と摂南大食品栄養学科の栄養教育研究室(指導教員:今城安喜子 講師)がコラボして、IoTを使ったエディブルフラワー(食用花)栽培キットの展示と、エディブルフラワーの手作りお菓子とレシピ集を限定配布しました。
 
 サイバーヒューマンシステム研究室は、情報科学部が取り組んでいる学生主体で地域課題解決を目指すプロジェクト「ソーシャルオープンイノベーションチャレンジ(ソイチャレ)」で摂南大の栄養教育研究室とコラボチームを結成し、情報科学技術を使って誰でも簡単にエディブルフラワーを栽培できるようにするための水耕栽培キットの開発をおこなっています。また、エディブルフラワーを枚方市の特産品にするという地域課題解決の目標のもと、枚方市民や農家が集まる農業まつりに出展しました。
 
 ブースでは、エディブルフラワーの水耕栽培環境(室温や水質状況)をセンシングデータや映像データで確認できる栽培キットの試作品を展示しました。飲食店や家庭での利用や、エディブルフラワー以外の植物でも汎用的に使えることを目標に現在も開発を進めています。展示には植物に関心のある来場者が列を作りました。
 
 学生らは「自分の専門外の分野の学生との連携や、研究開発を実用化に近づけていくためのアプローチなどを経験できたことは大きな収穫でした」と話しました。