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顕微鏡などの2次元の画像から、数理的な手法を使って写っているモノのかたちを(半)自動的に抽出して、3次元として「可視化」した例。そこから新たに見えてくる「情報」についても考えます。

情報科学部 情報システム学科 Scientific Visualization 研究室

鎌倉 快之Kamakura Yoshiyuki

准教授

「データ」とは数値の集まりです。これを人間が見やすいかたちに表現することを「可視化(Visualization)」といいます。同じデータでも可視化の方法によって見えてくるモノ(「情報」)が違ってきます。例えば、複数枚のレントゲンの撮影画像をうまく重ね合わせて3次元のCGとして可視化して観察した場合、元の画像を1枚ずつをバラバラに観察しているときには見えなかったモノが見えてくるかもしれません。
この研究室では、画像処理や3次元プリンタの技術などを利用して、顕微鏡やカメラ、センサなどを使って得られたデータを可視化することのできるソフトウェアやシステムを作成します。さらに、そこから得られる情報やその応用について考えます。

Theme 主な研究テーマ

  • 電子顕微鏡/MRIから得た連続断面画像からの三次元形状再構築ソフトウェアの開発と応用に関する研究
  • 多重化電子透かしを利用した画像の改ざん検出および復元方法に関する研究
  • ヒトや自然現象を対象とした計測データの可視化に関する研究

Profile 教員プロフィール

鎌倉 快之Kamakura Yoshiyuki准教授

専門分野

  • 生体情報処理
  • 医用画像処理
  • 情報可視化
  • 数理モデル

研究室がめざすSDGs

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

Link 関連リンク