
情報科学部 情報知能学科 知能応用システム研究室
尾﨑 敦夫Ozaki Atsuo
教授
近年、交通・物流、監視・管制・指揮等の分野では、ネットワーク化(IoT:Internet of Things、等)が進み、より複雑で大規模なシステムとなりつつあると同時に、AI(人工知能)技術の適用により、システムの自動化および高性能化も推進されています。このようなシステムでは、状況を正確に『認識』し、将来の状況を高速に『予測』して、「実行」に移すことが求められ、特に各種センサ等による「(状況)認識」に関しては、多くのAI適用事例があります。しかし、ミッションクリティカルな運用において、「実行」に至る意思決定へのAI適用は多くの課題があります。本研究室では、このような課題を解決するために、各種のセンシング技術と人や車などを主対象としたモデリング&シミュレーション等のAI技術により有効は意思決定支援情報を提供するための研究を行っています。
Theme 主な研究テーマ
- 実世界の社会システム(交通等)を高精度に模擬するためのモデリング&シミュレーションに関する研究
- 機械学習(ディープラーニング等)や最適化技術を利用した認識精度向上や最適スケジューリングに関する研究
- 社会システムの解析・設計・制御や、有事(災害時等)の際の意思決定に資する研究
- 並列処理技術を利用したシミュレーションの高速化に関する研究
Profile 教員プロフィール
尾﨑 敦夫Ozaki Atsuo教授
専門分野
- マルチエージェント向けモデリング&シミュレーション
- 自律分散協調
- 意思決定支援
- 人工知能
- 最適化(ヒューリスティクス)