大阪工業大学

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研究室で設計・製作したICチップ写真

工学部 電気電子システム工学科 高周波集積システム研究室

吉村 勉Yoshimura Tsutomu

教授

半導体集積回路の技術革新は、20世紀後半から今日に至るまでの我々の生活に劇的な変化をもたらしました。今や我々の身の回りに普通にある携帯電話やゲーム機などには、複雑な信号処理を一瞬のうちに行う最先端のLSI (大規模集積回路) が搭載されています。本研究室では、集積回路設計の基礎となるトランジスタを用いた回路の動作原理の理解をはじめ、様々な高周波アナログ回路の設計・製作を通じて、回路設計技術の習得を図ります。さらに、近年の超微細化トランジスタを用いた回路設計で問題となっている、アナログ回路のノイズ耐性の劣化に対して、原因解析や新規回路の提案といったアプローチを図り、将来の回路技術の進歩に寄与していきたいと考えています。

Theme 主な研究テーマ

  • 低位相ノイズのインジェクションロックPLL回路の設計
  • 位相同期回路における相互干渉の影響に関する研究
  • エナジーハーベスティング向け電源回路の開発
  • 高速通信向けインタフェース回路の開発

Profile 教員プロフィール

吉村 勉Yoshimura Tsutomu教授

専門分野

  • 集積回路工学
  • アナログ電子回路
  • 電子デバイス

研究室がめざすSDGs

  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

Message from the Faculty 教員メッセージ

今や身の回りのすべての電子機器に必ず搭載されている集積回路ですが、それを理解するにはいろんなことを学んで、使えるようになる必要があります。この研究室では、「アナログ集積回路の高性能化を通して人にやさしい社会づくりに貢献する」をモットーに研究を進めています。インターネットの普及で世の中が大きく変わる中、私たちの研究が世の中をより一層便利で快適なものにできるよう、新しい回路の提案に向けて開発を進めています。

Message to current students 在学生メッセージ

どんなことでもよいので、興味のあることや頑張ってみようと思うことを見つけて取り組んでみてください。その経験がどこかで自分の糧になると思います。また、日々の生活の中で「?」と感じる心を大切にしてください。常識にとらわれず、新しいことにチャレンジする精神を持ち続けてほしいと思います。

Future この研究がかなえる未来

通信速度が今後ますます高速化して、すべての電子機器がネットワークを介してつながる世の中が近い将来実現するかも知れません。すべての電子機器がつながりあうことで、今までにない快適で安全・安心な世の中になるでしょう。私たちの研究室では、その元となる高速信号の生成回路の設計・製作について、CADツールを使った設計技術の習得から始め、最終的には新しい回路を考える柔軟な考え方を身につけます。デジタル化社会で活躍する人材育成を目指しています。

Link 関連リンク