大阪工業大学

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Voiceお客様のニーズや条件が多様な
工場、研究施設などの建築設計。
日々の成長がモチベーションになる。

Profile

株式会社大林組 勤務

大園 侑典

2019年 工学部 建築学科 卒業
2021年 工学研究科 建築・都市デザイン工学専攻 修了
大阪府立市岡高等学校 出身

  • 建築学科
  • 工学研究科
  • 設計士
Q1.大阪工業大学を選んだ理由
建築学について幅広く学べるカリキュラム
建築学を学ぶ上で、歴史と伝統があり、バランスのよいカリキュラムに定評があった大阪工業大学にひかれました。4年間で建築計画、構造、環境、都市計画と分野を問わず、幅広い知識を身につけることができたと思います。設計に対して意欲的な学生が多く、授業ではお互いに切磋琢磨していました。先生も熱心な方が多く、授業外でも快く時間を割いて指導してくださったおかげで、成長することができました。
Q2. 限界を超える学生時代の挑戦
建築が都市空間に与える環境的な影響について研究
卒業設計のテーマは「都市部における建築と緑化の在り方」。緑化といっても街路樹のようなものではなく、新しいシステム・建築物の形態を追求した「植物工場」の設計に取り組みました。この「植物工場」はガラスカーテンウォールの内側に水耕栽培を積層させたデザインとすることで、少ないメンテナンスで事業として成立する「緑化された都市景観」が形成されるように設計しました。最も苦労したのは、「水耕栽培が事業として成立する」という根拠を示すデータの収集です。学生のアイデアとはいえ、絵に描いた餅ではなく、実現性や採算性を突き詰めたリアリティのある建物にするために根拠データが必要でした。先生や卒業生の方にご協力いただきながら必要な情報を集めていく過程で、自身の設計した建物の完成度が上がっていくことを感じ、アイデアを実現させるための根拠・説得材料がいかに重要かを知ることができました。
Q3.思い出のキャンパスライフ
受賞が進路を決めるターニングポイントに
大学時代で一番嬉しかったのは、卒業設計で優秀賞をいただいたことです。努力が実を結んだことを実感するとともに、設計に関して自信を持つことができました。建物の設計と建設コンサルタントのどちらにも興味があり、進路を迷っていたのですが、この受賞をきっかけに、今の仕事に就きたいと思うようになりました。
Q4.夢を叶えた現在の挑戦
業務を通して成長を感じられるのが楽しい
現在は主に工場や研究施設の設計を担当しています。一般的なオフィスの設計とは違い、お客様から要求される建物の機能や性能はプロジェクトごとで様々です。また、危険物を扱う施設は耐火性能を備える必要があるなど、特殊な条件があったり、建設地が市街地でない場合は土地の造成、上水や下水、電気などのインフラを整備するところから関わったりもします。学生の頃にイメージしていたよりも多岐にわたる、建築設計の仕事。一つひとつの業務を通して成長を実感できるのが嬉しくて、モチベーションにつながっています。
Q5.今の仕事に活きている学び
建物単体だけでなく、周りの環境を意識した設計
大学で学んだ「建物単体だけでなく、周りの環境も意識して設計を行う」という考え方は、今の業務にも生きています。例えば、敷地ギリギリに建物を建てると周辺に心理的な圧迫感を与え、日差しも遮ってしまいます。緩衝緑地を設ける。工場の場合は騒音値の大きな機械を民家側に置かない。防音壁などで対策する。そういった設計姿勢は、どんな建物にも共通するもの。大阪工業大学で学んだ知識と考え方を生かし、もっと成長していきたいです。

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