大阪工業大学

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Voice使命感を持って人々の
当たり前の暮らしと
安全を守り続けたい

Profile

大阪ガス株式会社 エネルギー事業部 カスタマーファシリティ部 大阪保安チーム 保安第2グループ

神門 康明

2013年 情報科学部 コンピュータ科学科※ 卒業
※現 情報知能学科

  • 情報知能学科
裏方でもやりがいを感じる
「ガスは安全に使えるのが当たり前。その“当たり前”を守るために、常に100%のことをやり続けることが大切」と話す。
生活インフラに携わる大阪ガスの仕事に興味を持ち始めたのは就職活動中でした。そして、入社当初から、給湯器やガス機器、ガス漏れ警報器などの点検業務を担当しています。主な点検先は病院や学校、ショッピングモールなどの大型施設で、定期的に巡回しています。多くの場合、利用者のいない夜間に行う人目につかない業務ですが、お客様や施設を利用される方々の安全を守るという使命感を持って取り組んでいます。充実感があるのは、1年を大きな事故なく終えたときで、この仕事にやりがいを感じています。それが翌年への原動力にもなっています。
土日も自習室でプログラミングに没頭
■大阪ガス株式会社/1897年に設立。近畿2府4県に、ガスやLPGの供給・販売、ガス機器の販売を行う。また、利用者と社会の「快適」「便利」「健康」の実現をめざして、グループ事業として料理教室やフィットネスクラブの運営など、多彩なサービスを提供。電力の小売り全面自由化を受けて電力事業にも参入し、総合エネルギー事業者をめざしている
高校時代は苦手なパソコンを使いこなせるようになりたいという思いから、情報分野を広く学べる大阪工業大学のコンピュータ科学科※への進学を決めました。
高校までパソコンを触ったことがなかった私にとって、大学の講義は難しいものでした。特に「プログラミング演習」はハードルが高く、非常に苦労しました。それでも理解できるようになったのは、演習の間、サポートしてくださった先輩方のおかげです。また、土日も開放されていた大学の自習室にこもってプログラミングに取り組むことで、面白味を感じるまでになりました。
大阪工業大学の学生は学習意欲が高く、土日でも多くの学生が自習室を使っています。そうした環境に身を置くことで刺激を受け、4年間、勉学に励むことができたのだと思います。
研究室での面接練習は一番の思い出に
研究でもプログラミングに取り組みたいと思い、3年次からは「音響プロセッサ研究室(現:プロセッサ・ハードウエア研究室)」に所属し、画像処理の速度を速める研究を始めました。その後は、ひたすらプログラムをつくる毎日でした。残念ながら、卒業までに納得のいくプログラムを完成させることはできませんでしたが、研究に没頭した期間はかけがえのない時間であり、忍耐力も身に付けることができました。
研究室の岩出秀平先生にもさまざまな場面でご指導いただきましたが、何よりも印象に残っているのは、就職活動前、内向的な研究室メンバーを心配して面接練習をしてくださったことです。企業で面接官をされたことのある先生の質問は厳しく、正直、辛いと思うこともありましたが、先生のご指導のおかげでどんな面接でも臆しないようになり、本番では堂々と質問に答えることができました。社交的ではない私が就職なんてできるのだろうか、と不安でしたが、そんな気持ちを察してくださった先生にはとても感謝しています。
大学で身に付けたのは、精神力と順序立てて考える力
就職活動を始めた頃は、プログラミングの仕事をめざしていました。しかし、温かい料理を食べたりお風呂に入ったり、という普段の暮らしを送る中で、いかにライフラインが大切かを実感し、大阪ガス株式会社への就職を志望。大学からの推薦もいただき、今の職に就くことができました。
業務内容は大学の学びとは180度異なりますが、「プログラム演習」で何をするにも順序立てて考える論理的思考力を修得できたことが、今の業務フローを考える際にも役立っていると感じています。また、4年間勉学に励んで身に付けた根気強さも生きていると思います。その精神力を生かして、業務品質を競う社内コンテストに向けては、同僚と毎日夜遅くまで練習に励みました。そのうち、先輩方がアドバイスしてくださるようになり、多くの気付きを得ることができました。優勝は逃しましたが、練習をした時間とその間に培った技術は私の宝物です。
現在、私が所属しているチームはベテラン揃いで、皆さんに頼りにしていただけるよう、技術を磨いていくことが目標です。また、チームを率先して動かしていけるような人材になることも目標としています。


※2019年4月「情報知能学科」に名称変更
□記事内容は、2017年4月現在のものです。

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