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大学院 / 知的財産専門職大学院 秋入学のご案内

秋入学のご案内

秋入学制度の概要

2014年度より、大学院知的財産研究科に秋学期より入学する制度を追加しました。これは主として国内・海外の社会人を対象とした制度で、講義は日本語で行われます。必要な日本語能力はN2以上です(できればN1が望ましい)。原則として通常の春入学のカリキュラムと共通ですが、入学生のニーズに合わせた個別指導も一部実施します。

秋入学をお勧めする方

企業や法律・特許事務所などに所属する法務や知的財産業務の経験者の方。
ある程度の法律知識と基礎的な知的財産法知識を有する方で知的財産修士を取得しキャリアアップをお考えの方。
 

秋入学試験日程・募集要項

 秋入学の入試日程については入学案内のページをご覧ください。

入学時の学費、修学期間など

入学金 授業料 教育充実費
200,000 615,000 60,000 875,000

※[備考] 上記の金額は、2025年度のものです。上記以外に、毎年14,000円程度の諸会費(年額)が必要です。
※第2学期以降は学費675,000円/学期

標準修学期間

2年間

教育の特徴

カリキュラムについては従来の春入学と同様です。ただし、秋入学の場合は入学後直ちに研究基礎ゼミに配属し研究指導を行います。これを基に2年次には特別研究に取り組みます。その他、インターンシップや海外留学支援制度など多様な修学機会を提供します。

秋入学1期生の修了に際して

秋入学1期生の特別研究発表会の後にインタビューを行いました。この度、皆さんが修了されましたので記事としてまとめました。この度目出度く修了されたのは次の4名の方です。
  • 呉さん:中国弁理士
  • ジョンさん:韓国弁理士
  • リュウさん:中国留学生で日本企業に内定済
  • 藤丘さん:弁理士事務所に採用

Q1: 秋入学の1期生として不便を感じたことがあったと思いますが、いかがですか?

呉さん: 特に不便はないですが、1点だけ。仕事をしながら毎日夜の授業をとるのは大変でした。 できれば、週の真ん中くらいに休みの日が1日ほしいと思いました。
 
ジョンさん: カリキュラム上は本来春からはじまる講義体系のまま、秋からはじめるのは不便な場合もあるかもしれませんが、私の場合は知財の実務を経験していたので、特に問題ありませんでした。ただ、友達ができにくいという問題がありました。私の場合、夜の講義だけとっていたので、昼間の学生と会う機会がありませんでした。
 
リュウさん: 3点指摘したいと思います。まず、授業が要論からではなくいきなり特論からはじまるのは日本語学校に通わなかった私にとってつらいものでした。2点目はジョンさんと同じ問題で、友達ができず孤独な期間がありました。これは金くんと友達になったことで解消されました。3点目はこの中で私だけに該当すると思いますが、半年ずれていることで日本の就職活動が不便です。幸い就職が決まりましたが、秋に修了して入社まで半年空いてしまいます。例えば、1年半で修了できれば良いと考えます。
 
藤丘さん: 私もいきなり特論からはじまるのはきつかったです。ある科目の課題が出た時まったく理解できませんでした。友達については私の場合一人でいることは苦ではないので、感じませんでした。就活ですが私は転職を考えているのですが、社会人の場合フルタイムの学生のように説明会、1次、2次と進む時間がとれないため、機会を逃してしまうので、社会人向けの知財職の就活ができると良いと思います。

Q2: ジョンさんは2年目には韓国に帰国され仕事に復帰しながら学ばれましたが、皆さん仕事との両立は大変だったのではないですか?

ジョンさん: 私の場合、途中から韓国へもどり、遠隔で授業を受けました。ご迷惑ではなかったかと思いますが、遠隔で受講できるように支援頂いたのはありがたかったです。
 
リュウさん:レポートの締め切りが重なるのは大変でした。今学期は8月5日に6本のレポートの締め切りがありました。7科目中6科目がレポートでした。

Q3:試験の方が良いということですか?

リュウさん:はい。
 
呉さん:レポートの方が良いのでは?
 
(不明):両方いやです。(笑)
 

Q4: 本学で学ばれて特に印象に残った点は何ですか?

呉さん:実務家からの直接の指導を頂けた点が特に良かったと思います。
 
ジョンさん:先生方のスペクトラムが幅広いと言いますか、同じ話かもしれませんが、事務所の仕事では特許のことばかりでしたが、ここでは商標とか実務家の先生に実務、例えば会社内部での特許の活用のお話を頂けたのが良かったと思います。また、インターンシップも非常に良かったと思います。
 
呉さん:法律、実務、現場のバランスがとても良くとれていると思いました。要論、特論、国際法などの法律面、また実務面の授業とインターンシップでは現場での実習も体験できバランスが良いと思います。
 
リュウさん:先生だけでなく、学生もいろいろな分野からきているので人のネットワークを作る意味でも良かったと思います。
 

Q5:リュウさんは先ほど最初の頃に友達ができずに苦労したと言われましたが、何がきっかけとなって解消しましたか?

リュウさん:まずは日本語が上達することが重要だったと思います。それに半年くらいかかりました。

Q6:どのように日本語を勉強しましたか?

リュウさん:私の場合、日本語学校へ行かず自分で「シャドウイング方式」で勉強しました。それに関する本は図書館にありました。

Q7:藤丘さんは本学の印象についてはいかがですか?

藤丘さん:先生方の多くが一度社会を経験した方なので、こちらが曖昧な質問をしてもその意図を察してくれて疑問点を解決してくれるので、とても話やすいと感じました。また、学生の国際色が豊かなので一緒に食事をするなど交流するのが楽しかったです。文化が違うことに衝撃を受けたりもしました。

Q8:藤丘さんはインターンシップには行かれましたか?

藤丘さん:はい特許事務所に行きました。とても楽しい経験でした。

Q9:リュウさんはインターンシップに行きましたか?

リュウさん:はい、私の場合は事務所と企業の両方に行きました。

Q10:ここにいるみなさんは全員インターンシップも経験されたわけですね。それでは最後に、本学の大学院のカリキュラム面や環境面など何でも良いのですが、改善するべき点があれば指摘してください。

藤丘さん:私は弁理士試験の帰りに頂いたパンフレットで本学に入学しましたが、多くの受験者が本学の担当免除のことを知らないと思います。大阪工業大学という名称から理系という印象が先にきて知的財産が学べるという発想が生まれないと思います。もう少し広報の仕方を工夫したら良いと思います。
 
リュウさん:私は特許に関心が深いのですが、本学の知的財産研究科はもっと工学研究科と連携したら良いと思います。私は就職後に知財部配属が決まっていますが、その場合研究者との協力が必要になります。大学院にいるときからそのような経験ができれば良いと思います。
 
ジョンさん:(在校生で写真撮影に協力してくれた人の発言を受けて)確かに、院生同士でもっと交流できるイベントがあれば良かったと思います。例えば、セミナーや懇談会のようなものでも良いと思います。
 
それではこれでインタビューを終了します。皆さんありがとうございました。
 
以上

お問合せ先

担当事務局 大阪工業大学 知的財産学部・研究科 事務室
電  話 06(6954)4163
E-MAIL OIT.Pbu@josho.ac.jp
FAX 06(6954)4164