大阪工業大学大学院知的財産研究科は2005年度の開設以来、中国、台湾、韓国などから多くの留学生を受け入れています。
本学で学んだ留学生は、修了後、自国に戻って日本の知財に詳しい実務家として活動する、日本の企業や弁理士事務所に就職するなど、さまざまな場で活躍しています。
私たちは、日本の知的財産に関する高度な教育を提供するとともに、海外から留学しやすい教育環境づくりを行っています。
日本で知的財産を学ぶことを考えている方は、ぜひ、私たちの大学への留学を検討してみてください。
本研究科の特色
育成する人材像とプロフェッショナル教育モデル
社会、とりわけ産業界は、競争力の源泉を守り育てるために、知的財産を熟知した専門家を求めています。こうした社会的な要請に応えるため、本研究科は「知的財産のプロ」を育てることを目標としています。
本研究科では、①「イノベーション支援人材」、②「グローバル知財人材」、③「知財マネジメント人材」の3種類の人材像を念頭において、総合的かつ専門的な教育を行っています。

日本の知的財産制度の知識と日本語とを武器にしたい人へ
日本企業のクライアントへのサービス提供など、日本の知的財産制度の知識と日本語を活かした仕事を考えている海外からの留学生に対して、本学では「日本の知的財産に関するプロ」を育てるための体系的な教育を提供しています。
また、将来知財部門で活躍するであろう大学院生、日本企業の知財部門等で働きつつ大学院で学んでいる社会人院生、インターンシップ先の実務家などとの人脈を築くこともできます。
インターンシップの実施
知財活動が活発な企業や弁護士事務所、弁理士事務所等でのインターンシップを科目として提供しています。大学院で学んだ専門知識と実務能力、課題解決力を実社会で試す機会を得ることができます。
ICTを活用した遠隔教育システム
私たちの研究科では、ICTを用いた遠隔教育制度があります。当該制度を用いると、学生は大阪で半年間学んだ後、自国で1年半学習することもできます。この制度により、自国で仕事を続けながら、専門職修士(知的財産)の学位を取得することもできます。
また、学内の奨学金制度も充実しています。
入学時期と入学試験(遠隔入試など)
本研究科では毎年、春(4月)と秋(9月)の2回、学生を受け入れています。
仕事の都合や自国の学校制度などに合わせて選択することができます。
入学試験は小論文と面接を要求しています。しかし、私たちの大学に来て面接できない方は、Skypeを利用して、来日せずに遠隔で面接することができます。
留学生OB紹介
- 中国からの留学生
- 鮑斌くん(中国2014年3月修了)
- 羅魏さん(中国:2016年3月修了)
- 呉芳さん(中国:2016年9月修了)
- 劉威くん(中国:2016年9月修了)
- 李思明くん(中国:2017年3月修了)
- 李艶艶さん(中国:2017年9月修了)・・・メディア授業利用
- 張麗さん(中国:2018年3月修了)
- 韓聡くん(中国:2019年3月修了)・・・メディア授業利用
- 台湾からの留学生
- 古舒珊さん(台湾:2015年3月修了)
- 陳怡婷さん(台湾:2017年3月修了)
- 呂俊霖くん(台湾:2017年3月修了)
- 韓国からの留学生
- ジョンヨンテくん(韓国:2016年9月修了)・・・メディア授業で卒業
※3人の留学生へのインタビューを掲載しています。
・ジョンヨンテさん:韓国の弁理士(1年目は大阪で学び,2年目は自国で遠隔授業を受講)
・呉芳さん:中国の弁理士
・劉威さん:中国からの留学生で修了後,日本企業に入社